どんな抗がん剤を使うのか. 第7話「抗がん剤(オキサリプラチン、ゼローダ)治療の開始」 2016年8月、大腸がん(S状結腸がん)を告げられ、まず、腹腔鏡による人工肛門の設置手術を受けた徳島県勝浦町在住の大友和紀さん(43歳、2016年当時41歳)は、2週間後にS状結腸がんの切除手術を受けた。 ゼローダは5-fuという抗がん剤を改良して抗腫瘍効果を増強した製品です。乳がん、大腸がん、胃がんに使われています。 5-fuは古くから使われているフッ化ピリミジン系の抗がん剤です。
大腸がんは手術でがんを取り切ることができれば、他のがん種よりも治癒率が高い。しかし、進行がんでは、ctやpetでも捉えられない微小ながんが残されている可能性が高く、これが再発のもとになる。そのリスクを下げるのが、手術後に抗がん薬を投与する術後補助化学療法だ。
大腸がんの闘病記を過去に100冊以上読んでいた知識が、自身の闘病にも役に立っている。 共同編著に『 がん闘病記読書案内 』。 自らの闘病体験を記した『 闘病記専門書店の店主が、がんになって考えたこと 』が2012年9月、産経新聞出版より発売された。 大腸がんに有効な抗がん剤は、フルオロウラシル、イリノテカン、オキサリプラチン、テガフール・ウラシルなどです。近年は、抗がん剤の新しい組み合わせによって、がんの縮小、症状コントロール、再発予防、延命、qol向上などの効果が報告されています。 大腸がんの術後の抗がん剤治療では、推奨される薬がいくつか「大腸癌治療ガイドライン」(医師用2014年版「大腸癌研究会編」)にて定められています。 私の母がステージ3a(リンパに3つほど転移が確認された)の大腸がん(直腸)ということで2011年の10月13日に切除手術をしました。その一か月後にユーゼルとUFTという抗がん剤(経口薬)を飲み始めましたが、2週間後にとても激